桜栄会について

商店会の沿革

桜栄会商店会は、旧大山道に面しており、当地区内には登戸道との分岐の道標があるとおり、古くから交通の要衝であったことから、大正14年に街道沿いの15店舗で桜栄会を設立し、現在の会員数は90店となっています。
会の中央には国指定重要文化財の代官屋敷があり、毎年12月、1月には都無形民俗文化財に指定されているボロ市が当商店会区域を中心に開催され多くの人で賑わいます。

商店会の現状

中元、歳末売り出しの他、地元で開催のホタル祭り・盆踊り、祭礼や世田谷区民祭りに積極的に参加し地域の皆さまに喜ばれております。
ボロ市では、多数の会員店が出店していますが、出店していないお店が集まって「代官餅(商標登録済)」の販売を行い今やボロ市名物として定着しています。
平成22年には、街路灯をLED照明に一新し、明るく安全な商店会を目指すとともに省エネにも寄与しております。
現状抱える問題点としては、後継者問題と、店舗数の減少傾向があります。魅力ある店舗展開を支援するための施策を会として具体的に考えて行くことが痛感されます。

今後の展望

お客様の購買行動の変化に対応し、待ちの体制から攻めに転じるため各店が自店の商品を如何にアピールし、お客様に納得していただき購買につなげるための支 援策を考えてゆきたいと思います。この一環としてIT関連情報の更なる活用、お客様とのハートフルなコミニュケーションが必要と考えます。
このために商品情報を従来のハードコピーに加えIT関連情報を充実させ、ご来店のお客様にはおもてなしの対応により信頼関係を作り上げ、大型店とは違った専門店としてのサービスの提供を図ることが、営業進展につながるものと思います。
幸いにして、当会区域には歴史を感じさせる施設や、ボロ市といった集客力のあるものが存在します。これを如何に活かして日頃の営業活動に結び付けるかも今後の課題です。
これらの着実な実行が会員店の後継者問題への支援、新規出店者の増加につながっていくものと考えます。